| ■Special Interview MISU KAZUAKI |
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三栖一明 みすかずあき
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ナンバーガールの初期、福岡時代からグラフィックを勤め、ナンバーガールの世界観をしっかりと支える、デザイナーです。あの変なジャケットも、フライヤーも、みんな三栖さんが作ったモノ。写真を見て「あ!」と思った人、そうです、ライヴ会場では物販コーナーでよくお見かけします。ナンバーガールの世界観を語る上でかかせない三栖さんに4STSTがインタビューをお願いしました。 |
| ■出会い |
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自分では背の高い女の子にモテる色男の友達と二人で向井がラップ、その友達がDJでユニットででてましたよ。なんか前日に向井の家で徹夜でその友達と向井が二人で酒を飲みながら考えて、あんまり寝とらんとやっとりましたね。全然覚えてないんですけど「なんちゃらかんちゃらキラーカーン」ってのだけ覚えてる(笑)。 僕はそのころはまだ一緒にやる、とかじゃなかったですね。僕らは佐賀の鳥栖っていうところなんですけど、向井は福岡の天神とかまで遊びに行ったりしてたし、わりと音楽よりの遊びとかもしてたけど、僕は学校と家の往復で、しかも、家から学校が近いんですよ(笑)。行動範囲は狭かったですね。 で、進学して、僕は九州造形短期大学ってとこに受験して受かったから行くことにしたんですけど、向井は日芸(日本大学芸術学部)の映画学科を受けたんだけど落ちて、家で浪人もせずにフラフラしとったんですよ。僕も短大とはいえ、授業が大学並にゆるかったのでわりと家にいたんですよ。だから二人でよくウチで遊びましたね。音楽を爆音でかけて、踊ったりして。 それが、自分にとって、すごくリアリティがあったんですよ。なにが必要で、なにを作ればいいのか、すごくよくわかって、ワクワクした。最初はMacなんてなくて、コピー機で切り張りして作って。ワープロとかもないから、短大のときのタイポグラフィの教科書から日本語も全部拾って作って。どうしてもない漢字は雑誌から同じようなのを拾ってきてきっちり作ったりしてたんですよ。ポスターも、コンビニの最大サイズのA3サイズで作って。紙をコンビニから持ってきて、床においてコピーした素材を置いて、上から引いてみて、「う〜んもうちょっと上」とかやって、一人ですごいアナログ作業で作ってましたね。 それでその頃、短大の時から付き合ってた彼女にフラれて、ポコーンと、すごい凹みの時期が来たんですよ(笑)。そこで「コノヤロー!」とか思って、コンピューターとか買うお金なんて持ってなかったんだけど、Macを買うぞ! と思ったんですよね。別に「見返してやる!」てほどではないけど、まあそんな感じで。それでちゃんとバイトして、計画的にお金を貯めてMacを買ったんですよ。それから、一人でまた試行錯誤してなんとか使えるようになって。それでなんとか今この仕事ができているって感じですね。 |